バイクを売る時の葛藤
バイクファンがバイクを売る理由は、持ち主のバイクに何らかの心変わりが生じた時などあり、新車を購入したい欲求に駆られた時や、型が古くなってしまった為に、購入を決断するという事もあります。
バイクファンにはそれぞれ欲求があり、その多くは他人とは違ったバイクに乗りたいという事もあり、長い間乗っていると愛着も湧きますが、それ以上に目新しいものを欲する事も多いのです。
欠陥の多いトラブルに悩まされて手放す場合も多く、何度も同じ個所ばかりがトラブルに見舞われるという事も、機械ですので無いとは言えません。
また、バイクから車に乗り換えることを決断した時にも、不要になったバイクを売る事を考えます。
バイクには手軽に乗れる半面、雨の日や風の強い日などは勿論、多少の雪でもスリップするなど、危険なことが多いのも事実です。
バイク価格の変動とその時期
中古バイクの世界では、他の中古の業界と同じ様に相場が一定している事はまずありません。
これは魚や牛肉のように、同じ種類の食材であっても、その脂の乗りや大きさや肉質によって、大きく変わってくるからなのです。
バイクも同様に、同じ型番のオートバイであっても、走行距離やバイクの状態によって、大きく変わって来るものです。
時期による変動もあり、同じ型のバイクが多ければ、安くなり易い傾向が見られますが、人気の機種であればさほど変動が起きません。
バイク業界も、需要と供給のシステムで動いているのです。
バイク価格が大きく変動を迎えるのは3月から4月で、これは4月になって所有していると、所有者に軽自動車税の支払いが確定してしまうからです。
また年末年始などにも、多くのバイク販売イベントがあり、価格の変動が起こりやすいと言えるでしょう。
バイクを売るタイミング
バイクを売るタイミングとしては、やはり4月に入る前と言えるでしょう。
4月1日時点で、バイクの所有権を持っているものに、税金の支払い義務がありますので、これ以前に売る事がベストと言えるでしょう。
売った資金によって、新たなオートバイの購入を検討されているのであれば、なおさら余分な出費は避けたいものです。
売るタイミングは他の季節にもあります。
それは、バイク需要が拡大する時期で、ご存知の通り寒い時期のバイクツーリングなどは、とてもつらいものがあります。
逆に言えば、温かい時期にはバイク需要は増し、バイクの購入を検討するものが多くなって来るのです。
その時期はズバリ7月から8月になります。
なぜならばこの時期には、大型連休である夏休みがあるからです。
この時期にバイク旅行を検討される方も多く、免許を取るのにも最適な期間と言えるでしょう。