佐賀の絶景スポットを見にツーリングに出かけよう

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神話が語り継がれる佐賀

佐賀県は九州にあり、福岡県や長崎県と熊本県に挟まれた地域で、海山谷ありとまさに恵まれた環境にあります。
九州は日本神話が多く残る地域で、宮崎を中心として各県に多くの神話や伝承が語り継がれています。
この佐賀県の地名の由来も、大和武尊の神話から来ており、肥前国風土記の記述では、大和武尊がこの佐賀の地にクスノキががたくさん育っている情景を見て、栄える国と名付けられたと記載されています。

この栄える国が栄の国になり、やがて栄の都となって佐嘉郡となったと記されています。
佐賀には広大な佐賀平野が広がっていますが、脊振山地や多良岳山地の山々があり、西には有明海を望み北には玄界灘があり、地理的にもかなり恵まれた土地と言えるでしょう。
また、陶磁器の街としても全国でも有名で、毎年行われている陶器市には、数万もの観光客が毎年訪れ市をにぎわせています。

絶景の名所ならここがおすすめ

随所に見どころ満載の佐賀県ですが、元々は長崎と一対であり肥前の国として栄えていた国でした。
現在も残されている肥前海道は、今でも道路となって活用されています。
また佐賀県は北と南で別れていた時代があり、唐津藩と佐賀藩に分けられており、今でもその気質には違いがあります。
佐賀県は陶磁器で有名な場所で、有田焼や伊万里焼が有名ですが、佐賀を訪問する際には、陶器市は非常に観光客が多い事で知られています。
陶磁器
この時期は渋滞がひどくなりますので、この陶器市を避けて行くのが賢明でしょう。
おすすめスポットは、唐津市の「虹の松原」は必見の価値がある場所ですが、グルメスポットの場所でもあるのです。
玄界灘はイカ漁の盛んな場所という事もあり、生きイカを思う存分堪能できる場所で有名です。
また、西松浦郡にある竜門ダム上流の「竜門峡」はおすすめスポットで、屏風岩や三つ岩といった奇岩がみられるほか、自然味あふれる名滝なども観る事ができます。

佐賀なら遺跡ツアーは見逃せない

佐賀は古代遺跡の多い場所で、佐賀と言ったら卑弥呼伝説ですが、これは吉野ケ里遺跡の発見が、大きなターニングポイントでした。
福岡の志賀島で発見された国宝の、純金製漢委奴国王印が発見された事と、直ぐに結び付けられ、吉野ケ里に卑弥呼が存在していたのではないかとされています。
現在は、吉野ケ里遺跡の発掘が落ち着いた事で、規模を縮小して吉野ケ里遺跡の跡地に、当時の古代人の暮らしぶりがわかるように、当時の建物が再現され、観光化されています。

周囲には多くの遺跡が残されており、各所に点在していますので、遺跡や古墳巡りも歴史ロマンあふれるツアーとして人気のあるスポットです。
また見どころとしては、九年庵庭園があり、みごとな庭園は必見の価値があると言えるでしょう。
また佐賀には西側に有明海を望んでおり、広大な干潟もまた鑑賞材料の一つに数えられるでしょう。