ホンダ クロスカブの特徴・魅力とは

No image

ホンダ クロスカブの特徴

ホンダのクロスカブを目の前にすると、まず最初に抱くのは「思っていたより大きい」という感想でしょう。
重量物の積載も考慮されているため、カブプロ110の足回りを前後に装着し、タイヤのサイズは17インチとなっています。
スーパーカブ110よりも全高・全幅・全長全てが大きくなっているため、大きめの車格イメージとなるのは仕方がありません。

特に現行スーパーカブ110との違いが明らかに感じられるのが、座った時の印象です。
このクロスカブには座面が広く厚みのあるクッションが採用されているため、足付きなどの違いをはっきり体で感じることができます。
またクロスカブ専用シートと現行スーパーカブ110のシートには互換性があるため、シート交換などでフィット感を調整することができるようです。

クロスカブの最大の魅力といえば、その乗り心地の良さです。
クッション性の高いシートはもちろんのこと、ハンドルのアップポジションなどが合わさり、乗車姿勢は非常に自然な状態を保つことができます。
長時間のツーリングも楽々とこなせそうな乗り心地の良さが大きな魅力として話題を呼んでいます。
ストローク量が十分あるサスペンションや厚めのシートが採用されていることで、舗装されていない道路を連続走行しても問題なさそうです。

また路面状況への対応力も高く、その秘密は最低地上高の高さにあります。
スーパーカブ110と比べると20mmも高い155mmが採用されているのです。
快適性はもちろんのこと、少々ラフなライドにも対応できてしまうタフなモデルとなっています。

クロスカブの特徴とスペックをおさらい

クロスカブには、109ccの空冷4ストエンジンが採用されています。
そしてそれをホンダが誇るインジェクションシステムである「PGM-FI」によって制御しているので、セル一発で簡単に動き出素のが特徴です。
始動した直後から安定したハンドリングを刻むことができるため、エンジンをかける技術は全く必要ないモデルと言っても過言ではありません。

またエンジンスタートはキック併設になっているので、バッテリーが上がってしまっても問題ありません。
これはカブシリーズの特徴がしっかり引き継がれていると言えるでしょう。

クロスカブのデザインは?

クロスカブと言えばCT110を思わせると感じる方も少なくありません。
特に、デザイン面では結構似ている部分があるんです。
例えば、可倒式ステップの採用、右側サイドスタンド取り付け穴などがついていることなどです。
拡大鏡が採用されたミラーもデザイン特徴のひとつと言えます。

スチール製フロントフェンダーや無骨な雰囲気を演出するヘッドライトなどがタフな印象を与え、愛着がわくデザインとなったと言えるでしょう。