ホンダ レブル250の特徴・魅力とは

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ホンダ レブル250の特徴

250ccのアメリカンクルーザーとして、80年代に人気だったのが「レブル」です。
それが2017年に蘇ったのが、ホンダが発売したレブル250ccでした。
ホンダ レブル250の特徴は、素材感を生かしたシンプルなスタイルです。
元祖のレブルがアメリカンタイプらしくクルーザーの豪華さを売りにしていたのとやや異なります。

ホンダ レブル250に搭載されているのは水冷単気筒エンジンですが、かつのてレブルに搭載されていたのは空冷2気筒エンジンで、この点も異なっています。
また、2017年に登場したモデルだけに、時代の要請に応えた装備もホンダ レブル250の特徴の一つです。
アンチロックブレーキシステム(ABS)を備えたグレードが設定されたほか、ベースは同じながら471ccの水冷2気筒エンジンを積んだレブル500という姉妹モデルもラインナップされました。

さらに2020年にマイナーチェンジを経てABSが標準装備となったホンダ レブル250ですが、「Sエディション」というバリエーションモデルまで登場しています。
なお、2022年には令和2年の排ガス規制もクリアしたことを付け加えておきましょう。

ホンダ レブル250の魅力

一見、ホンダ レブル250は特に変わったところのないふつうのスポーツバイクです。
素材感を生かしたシンプルなスタイルが特徴なので、個性が強すぎないところが個性といってもよいでしょう。
主張の強いバイクの場合、爆発的な人気が出ることもあるものの、長く付き合うにはこのぐらいシンプルなバイクが合っています。

また、実用性の高さもホンダ レブル250の魅力です。
250ccクラスのなかでは最も安定感があるため、バイク初心者でも扱いやすくなっています。
シートの高さが690mmなので、あらゆる体型の人にとって足つきに不安がありません。
690mmという数字だけではわかりにくい場合、原付バイクより低いシート高と言えばイメージしやすいでしょう。

加えて、低速から中速域で力強さを発揮するエンジンのため、ストップ・アンド・ゴーの多い街なかでも運転しやすいのが魅力です。
バイクはタイヤが2つしかないためゆっくり走るほど不安定になるのは避けられませんが、ホンダ レブル250はその体格とパワーで低速走行時でも安定しています。

コーナーリングのしやすさも、実用面での魅力です。
前後輪とも幅広いファットタイヤなので、車体を傾けたときも安心感があります。
本格的なロードスポーツの方がバンク角やハンドリングの切れは上でしょうが、街乗りには十分なスポーティーさを備えていると言ってよいでしょう。
このように、ホンダ レブル250はシンプルなスタイルと安心感のある走りで人気を獲得したバイクです。
気軽にバイクを楽しみたい人から、ベテランライダーまであらゆる人の要求に応えてくれるでしょう。