バイクタイヤあれこれ
バイクタイヤは、その種類や用途によって、それぞれのバイクにあったタイヤが存在しており、愛車に見合ったタイヤでなければ、色々な不都合などが起き、危険な事故に繋がります。
タイヤの種類には大きく分けて、オンロード用のタイヤとオフロード用のタイヤ、そしてレーシングタイヤなどがあります。
タイヤには溝がいくつか彫られていますが、これはタイヤのグリップ感を強めるものだけではなく、雨天時の雨水を弾く効果を持っているのです。
液体は油と同様に、タイヤのグリップを弱める作用がありますので、タイヤの溝は非常に重要なポイントであり、タイヤの日々同様に毎日チェックする必要がある訳です。
オフロード用のバイクの溝はかなり深く、これは耐水ではなく砂利道や荒れ地のグリップ感を良くするためのもので、ブロックタイヤと呼ばれるものです。
レース用タイヤはスリックタイヤと呼ばれており、サーキットで使うタイヤになります。
空気圧のチェックに関して
タイヤの空気圧は、非常に繊細なおかつ重要な項目になります。
乗用車のように4つある訳ではなく、2つしかありませんので安定性を確保する為には、空気圧を常に一定に保つ必要があるのです。
空気圧で重要なことは、季節によって変化する事で、海苔方によっても空気圧は変わってきます。
空気は温められると膨張を起こし、冷やされると体積が小さくなるという特性を頭に入れておきましょう。
バイクの空気圧は、タイヤゲージによって空気圧の判断を行いますので、タイヤゲージは必需品として持ち歩くのがベストです。
愛車によって適正値が変わってきますので、基本は季節を問わず適正値に空気圧を保つ事を考えましょう。
大事なことは、夏場の長距離運転についてですが、夏場は空気が温まり易く長距離の運転や、高速道路での長期運転などでは、摩擦力によって空気が膨張してしまい、バーストの危険がありますので、空気圧を少しロー設定にしておくと良いでしょう。
事故を起こさない為の方法
タイヤは路面と車体を繋ぐ、大きな安全装置と言えますので、日頃のチェックはきっちりとしておきたいものです。
タイヤの空気はガソリンスタンドを始め、デーラーなどで入れる事ができますが、ツーリングなど旅先でのトラブルも考えておかなければなりません、そこで、タイヤゲージと共に揃えておきたいのは、手動の空気入れです。
価格も手頃でコンパクトなものがありますので、万が一にお事を考えると、携帯しておいた方が無難と言えるでしょう。
また、遠距離ツーリングのトラブルとして考えられるのがパンクで、パンク修理の応急処置が行えるようなアイテムも、携帯しておくと万が一の場合にには、非常に助かるアイテムとなる事でしょう。
今はチューブレスタイヤ全盛の時代でもありますし、簡単にパンク修理が行えない場合もありますので、応急処置としてバイク用修理剤を持ち歩くと便利です。