ホンダ ベンリィ CB90の特徴・魅力とは

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ホンダ・ベンリィCB90の魅力とは?

ホンダベンリーシリーズといえば、1960年半ば以降に人気となったスーパースポーツモデルです。
中でも1970年1月に発売されたベンリィCB90は、当時のスーパースポーツモデルの中でも単気筒OHC縦型エンジンが搭載されていたのが魅力でした。
新開発の89ccエンジンを搭載しており、吸排気効率の高いポート形状が採用されているため高出力・高回転が可能になったんです。

このホンダ・ベンリィCB90の魅力といえば、スポーティーな走行をサポートしてくれる様々な装備です。
雨が降った時にも制動性を高めたブレーキが採用されているので、雨天時のツーリングも安心できるという点で話題を呼びました。
他にも、5速リターン式ミッションや加工テンショナーなどが採用されたモデルとなっています。

ホンダ・ベンリィCB90のスペック・特徴をご紹介

ホンダベンリィCB90には、プレス鋼板と鋼管を組み合わせた耐久性が高く高級感を感じられるダイヤモンドフレームが採用されています。
それ以外にも、アルミ合金製のシリンダーヘッドや特殊なバルブシートも採用されています。
最大出力は10.5ps/15000rpm、最大トルクは0.76kgm/9000rpmです。

足元のスペックにもこだわりがあり、本格的なエンジンに5速リターン式ミッションカムチェーンテンショナー、湿式カバンクラッチなどのメカニズムが採用されました。
18インチのホイールが足元に採用されており、二段ピッチのコイルスプリング式のフロントサススペーサーも特徴的です。
高圧ガス式ショックアブソーバーも搭載されました。

ホンダ・ベンリィCB90のデザイン

ホンダ・ベンリィCB90のデザインは、すらりと細身なのが特徴です。
スポーツモデルにふさわしいおしゃれで軽快なデザインと言えますが、どこかレトロさを感じさせるキャンディブルーの大きなコンパクトなタンクにストライプの白が効いており、特徴的な外観となっています。
ライトケースやサイドカバー、フロントフォークやリアショックのアッパー部分などもタンクと同じ色に塗装されているため、高級感があります。
メッキパーツが多いため、手入れの際に磨き上げたくなってしまうこと間違いなしと言えるでしょう。

またタンクサイドについているウィングマークやメーカー名も、平たいものではなく立体的なエンブレムになっています。

グリップのスイッチやメーターなどのデザインは非常にシンプルですが、潔いこのシンプルなデザインが逆に新鮮という方も少なくありません。
メインスイッチはタンクの下左側についているため、最新の車両に慣れているという方には興味深く映るでしょう。