イチオシ!長野県をツーリングするならここに行け!

空と緑

夏のリゾートに適した長野

長野県は四方を陸地で囲まれた内陸地で、古くは信州信濃と呼ばれていた地域です。
大河ドラマで人気を博した真田の庄は長野県にあり、居城であった上田城は現在の上田市にあります。
長野県でも中央に位置する上田市ですが、真田家は戦国時代には武田信玄に仕え、越後の上杉謙信と共に川中島で雌雄を決するほどの間柄でした。

武田家は甲斐の国を本拠地にしていましたが、この信濃の重要性は必須であり、小田原の北条家と共にこの地の奪い合いを繰り返していたほどです。
長野県は日本を代表する日本アルプスの山々を持ち、その険しい山は2000m級や000m級と、現在でも上るのが難しいとされている山が、とても多い土地柄と言えるでしょう。
しかし、逆に夏場は涼しい場所が多く、観光地としてだけではなく、リゾート地としても優れた地域性を持っているのです。
火山帯が地下を通っており、火山の多い土地でもあります。

長野のイチオシスポット

長野県はリゾート地の多い場所で、日本アルプスを形成している飛騨山脈や木曽山脈、赤石山脈といった場所には、そうした高原が広がっています。
夏場には多くのツーリングで賑わう場所で、軽井沢や志賀高原に菅平高原、八ヶ岳山麓に開田高原や野辺山高原、蓼科高原と上高地といった場所は、保養地として活用されるだけではなく、多くの別荘も立ち並ぶ場所でもあります。
山から見下ろす光景
一押しスポットしては、こうした高原の他にも天竜峡などがあり、景観が良いだけではなく、奇岩や紅葉が美しい絶壁の場所として定評があります。
その圧倒たる渓谷の風景は、まさに国の名勝地としてふさわしいものと言えるでしょう。
また、信濃町にある野尻湖では、ナウマンゾウの化石の発掘も行われており、同時期に石器も見つかっている事から、古代人たちはナウマンゾウを追って、狩りを行っていたことを想像させるものです。

ツーリングのもう一つの楽しみは温泉

長野県はいくつかの火山帯が走っている、日本でも有数の火山地帯です。
現在でも噴火中の火山をいくつも抱えており、観光スポット共に非常に不安定な山々を擁しています。
しかし、これを逆手にとれば、水が豊かな長野の地は温泉が沢山湧く場所が多く、至る場所に温泉場が点在している事も、目を引く事と思います。
温泉は健康にいいだけではなく、疲労回復や美容にも貢献してくれますので、ツーリング計画の道程では、マップに温泉場を記しておくと、小回りの利く温泉巡りを堪能する事ができます。

長野県の温泉場では朝市が建つ場所も多く、そうした場所に立ち寄りながら、地元のグルメを堪能するのも、ツーリングの醍醐味と言えるでしょう。
山菜が多く漬物や飛騨牛も見逃せないグルメですので、これらを堪能して回るのも良い考えです。
キャンプ場も各所にありますので、長期休暇や休みを利用して、少し足を延ばしてみるのも良いかもしれません。