山口のおすすめツーリングスポット

山と街

国内一のフグ取れ高を誇る山口

山口県は本州の最西端で、山陽道と山陰道をを持ち、日本海と瀬戸内海を望む九州との玄関口という特色を持っています。
中国地方の五県のひとつであり、長州藩という事から維新の志士を多く配し、吉田松陰を含めて偉人を多く輩出した土地柄でもあります。
また日本の歴代首相も多く輩出しており、歴史的にも重要な地域でした。
周辺は山あり海ありで、利便性にあふれている土地ですが、開けた平野部などが少なかった為、昔からあまり豊かな土地ではありませんでした。
橋
山口県の南風泊漁港は、国内一のふぐ取扱高を誇り全国でも有名ですが、よく雑誌やネット上でも不具が不吉とされ、地元では「フク」と呼ぶと紹介されていますが、このようなことは全くなく、地元では昔からフグと呼んで親しまれています。
これは、メディアや一部住民の働きかけでフクとされたものであり、地元でフクとはほとんど呼んでいないのです。

山口のおすすめスポット

最大の見どころと言えば、やはり日本一の規模を誇るカルスト台地の「秋吉台」でしょう。
山口県でここを訪れないものは、モグリとまで揶揄される程に有名で、山口県観光では、必ず訪れる場所として全国でも有名です。
秋吉台には鍾乳洞が幾つもあり、日本一の規模である「秋芳洞」がその認知度ではNO.1と言えるでしょう。
数万年もかけて作り上げられたその地形は、観るものを幻想的な空間へといざなってくれるでしょう。

またおすすめとしては、岩国市の「寂地峡」が挙げられ、犬戻峡には犬戻十八滝のひとつに数えられる名滝五竜の滝があり、日本の滝百選の一つとして数えられています。
また、竜ヶ岳峡には奇岩が多くあり、美しい風景を堪能する事ができます。
さらに幻想的な場所で知られる「石柱渓」は、古代の火山のマグマ跡と言われており、2㎞に渡る遊歩道は名滝と共に森林浴と夏場の涼をしのげる場所として利用できます。

海辺のツーリング

山口県は日本海側と瀬戸内海側で、違った側面を見せる場所で、日本海側の長門市は青海島を始めとする、美しい景観の観光ポイントになっています。
海
観光の周遊船も出ていますので、海面上にある岩窟などもこの船での観光が楽しめます。
瀬戸内海側では、穴場的な場所が多く存在し、日本海側とは景色が一変しています。
そこには、室積海岸に室積半島といったスポットがあり、笠戸島も穴場のスポットです。

山口県は小魚類が多く獲れる場所で、所々にある小さな漁協周辺では、格安で新鮮な魚を堪能できる場所が多いのです。
また干物類も美味しく、脂の乗り切ったハラグロは、一度食べたら病みつきになるほどの美味しさです。
山口県はフグで有名ですが、地元で取れるフグは彼岸フグやショウサイフグといった小フグが多く、ほとんどが地元で消費されています。
こうした天然のフグは薄造りで食べることは少なく、豪快にブツ切りで堪能します。